グルメ・クッキング

2019年3月23日 (土)

No.753 映画「YUKIGUNI(ゆきぐに)」

お客様が、「素敵な映画を見てきましたよ」と1枚のパンフレットを下さいました。
「パンフレットがとっても素敵だったから」とも。映画のタイトルは「YUKIGUNI(ゆきぐに)」。
有名なカクテル「雪国」を作ったバーテンダー、井山計一さんのドキュメンタリーです。
このところ店は忙しいのに、人手で不足で、私のアドレナリンは出っぱなし。
どこかでクールダウンしないと、ずっと頭に血が上って、顔が赤くなってました。
よーし、この映画見に行こう!と直感的に思い、調べると、翌日が最終日。その日もご予約がいっぱいだったけれど、
幸い、お昼の仕込みはいつもお手伝いいただいているIさんが来てくれるので、自転車で20分弱の名演小劇場まで出かけました。
御歳92歳、日本で最高齢という現役のバーテンダーは、シェイカーをカシャカシャふる姿も、背筋がしゃんと伸びて、美しい佇まい。
しかも物腰は柔らかく、場が和む、様子です。
今から60年も前にカクテルコンクールで優勝した「雪国」。
今やスタンダードになったこのカクテルについて、
スタンダードとは「レシピがシンプルで、姿が美しく、名前が良く、飲み飽きないもの」とパンフレットに。
ご本人は60年も前のもののない時代に「どこにでもあって、誰にでも作れて、美味しいもの」という風に言ってられた気がします。
スタンダードについて深く考えさせられる言葉です。
ご夫婦お二人で昼は喫茶店、夜はバーと忙しく働かれ、二人のお子さんはさみしい思いをされたとのこと。
奥様が認知症になり、亡くなられた後、二人のお子さんたちもお父様の仕事を応援されています。
カウンターに立てば、ピシッと決まる井山さんも、普段は杖が手放せません。
「バーは人なり」とは作中での言葉ですが、「店は人なり」といつも思ってます。
いや、会社だって、「会社は人なり」じゃないかな?心して、92歳目指して、私たちもぼちぼち行きましょか。
おまけ。22日はすごい風が吹いていました。帰りにヤマザキマザック美術館のところで、
一陣の大風が吹き、私は自転車もろとも横倒しに倒されました。
本当に一瞬の出来事で、交差点にいいた男性もよろけながら、助けてくれました。いたたたー。打ち身、擦り傷。
でも夕方の営業に間に合わないといけないから、起き上がって、また自転車をこぎました。最後に痛い目をした気分転換でした。
映画を教えてくださったのは、画家の湯浅景子さん。ただいま個展開催中です。
湯浅景子展 3月16日から、4月7日 松阪市SEEDBED GALLERY  にて
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2019年3月 4日 (月)

No.748  残念な結末

1月半ばからお出ししていたビーフカレーが終了しました。

お早い雲隠れに、がっかりされるお客様もいて、ごめんなさい。

実はもう少し先までの予定でした。

が、しかし、とても忙しかった土曜日のディナー営業後に、

カレーに火入れをしていたシェフが、

目を離した少し後に「鍋、大丈夫ですか~?」の声。あーあ。時すでに遅し。

カレーの鍋は焦げてしまいました。疲れている上に更に疲れ、

「もう一度仕込みしたら?」の私の声にも首を横にふるばかり。

カレーは残念な結末となりました。 次回は7月の予定です。ごめんなさい。

焦げたカレーは、賄いでいただきました。

ちょっと焦げ臭かったけれど、口に含むと甘くて、

次にスパイスが広がり時間を置いて辛みが追いかけてくる複雑な味わいを

堪能させてもらいました。

用意していた菜の花入りの卵焼き載っけで得した気分の賄いになりました。

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さて、本日4日は臨時休業させていただきます。勝手して申し訳ありません。

また、先日あげた3月のカレンダーに誤りがありました。 24日(日)ランチはお休みではなく、営業です。24日は通常通り、ランチ、ディナー共に営業です。


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2019年2月25日 (月)

No.747 ワイン屋さん

今週はとんでもなく、忙しい日が続き、うれしいながらもフラフラ、

心臓バクバクでした。

金曜日はコースのご予約あり、準備をしていたら、どんどんお客様がいらっしゃっリ、

あ、あ、あーというまにフィニッシュ。

新店舗になってから初めて来てくれた友人が「大変ねえ」と心配してくれてました。

翌朝の準備をしいていたら、帰宅は2時過ぎに。

あっという間に土曜ランチです。(何時間寝た?)土曜ランチは少し暇で一息ついて、

ディナーは、またまた一瞬で満席と電話の嵐。帰宅は1時回る。

日曜日ランチは貸しきりご予約が11時スタートで、

たくさんのお料理とワインでお客様にも満足いただきました。

その貸し切り中に何人かのお客様が訪ねて下さり、

「やっと見つけた。ここか。でも入れん」と再会を喜びつつ、がっかり帰られた方あり。

個展の案内を届けてくれた方あり。

そして、以前ブログでも紹介した、

ワイン好きの大学の先生がワインをぶら下げひょっこり。

浅野屋の並びにワインショップができたことをお伝えしたら、早速行ってらしたと、

ショップカードを持ってきて下さいました。

やっとこ無事に、お昼の貸し切りが終わり、片付けも終わった頃、

シェフがどうしてもワイン屋さんに行ってくると言い出す。

「ええ?嘘でしょ。フラフラだよ、私たち」と思ったけれど、

シェフはさっさと行ってしまいました。

ショップカードには店名の下に

「ナチュラルワイン専門店+角打ち」…一杯飲みに行ったのね…。戻ってお昼ね。

夜営業は普通にこなしてました。恐るべしワインへの執念。

お店は、ワインを扱う会社にいた女性が初められたとのこと。

自然派の個性的なワインが並んでいたそうです。

浅野屋のある通りには引っ越してきた2年前から、

少しづつしゃれたお店が出てきました。街歩きも楽しくなってきましたよ。

ご紹介は東部医療センターに近い方からです。

Wine shop Duke  ナチュラルワイン専門店+角打ち グラス7~800円より 不定休

一本堂 食パン専門店  一斤280円からの良心価格 日曜日祝日定休日

マッシモ イタリアンお惣菜のお店 お味もお値段も○ 夕方5時まで 日曜定休日

エーココット 若い子に絶大人気のかき氷専門店 

こちらは一本北へ 週4日ほど営業 要予約

暖かくなってきました。お食事の前後に少し覗いてみてはいかがですか?



2019年1月29日 (火)

No. 743 フレッシュなカンボジアの胡椒

このところ、各種メディアで取り上げられているカンボジアの胡椒。

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お店でも見かけて手に取ったことはあるけれど、お高いものです。

今日はお客様が「今日、カンボジアのお土産で、もらったの。

この胡椒に合うお料理は何かしら?」と袋入りの真っ黒な胡椒を持参されました。

お肉料理に一粒づつのせて、口の中でぷちっと潰しながら、

食べるととてもおいしいのだとか。

お客様は「鴨とキノコのサラダ」をご注文されて「うん、うん」と

お召し上がりになっていました。

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私たちもお相伴におあずかりしました。

なまの塩漬けですので、柔らかくぷちっっと弾けます。

おお、程よい塩味の後、中々辛い。でも、後の余韻はとても長いです。

苦味も感じられ、中々複雑な味わいでした。

大昔から珍重されていたスパイス。カンボジアでも栽培は盛んでしたが、

長く続いた内戦の間に農園は荒れ、生産者もいなくなってしまったのでした。

たった3本残った胡椒の木を大切に育て、世界中にその名を響かせたのは、

倉田さんという日本人です。最近は各種メディアでも紹介されて、

ご存知の方も多いと思います。

並大抵のことではなかったと推察されますが、彼のお陰で、

カンボジアの人々は立ち上がり、私たちも素晴らしい味覚の世界を教えられました。

12月に訪れたチーズ屋さんでも、

倉田氏のデモンストレーションの案内を目にしたところでした。

今日はすごく寒い1日でしたが、最後においしい胡椒でホットにさせてもらいました。

ちなみに、高価な3大スパイス 1位はサフラン、

干した花2万本から12gとれるだけ、

2位はバニラ、最近本当に高くなりました。

浅野屋コーラに入っています。

3位はカルダモン。カレーには欠かせません。浅野屋のカレーにはもちろん、

コーラにもたくさん入っています。


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2019年1月26日 (土)

No.742 ビーフカレー始まる

長らくブログのお休みが続きました。

2週続きの連休もそれぞれご予約があり、

お正月明けに引いた風邪は悪化するばかり。お客様にもご迷惑をおかけしました。

幸いインフルエンザではなく、薬をもらって寝てようやくすこし回復してきたところです。

予定していた大掃除やブログ更新など、全く手付かずで1月も終わろうと、しています。

シェフも仲よく風邪をもらったけれど、こちらも回復途中。

やっと、皆さんお待ちかねのビーフカレーの仕込みが終わりました。お待たせしました。

 

「ビーフカレー」1400円(ミニサラダ付き)(税込)

特製スパイスやチャツネとフォンドボーを使い、仕上げた特製カレーです。

甘さの後に辛みが追いかけてきて、スパイスの爽やかな味が残るカレーは

一度食べたら忘れられない味わいです。ぜひご賞味下さい。

 

ところで、大坂なおみさん全豪オープンの優勝おめでとうございます。

同時に世界ランキング1位、すごい事ですね。

誰にでもできるような事ではないです。

本日の浅野屋ディナーは7時まで超満員。

7時以降お客様0でした。みんな、TV中継に釘ずけだったのでしょう。

大坂選手にやられました。

でも、みんなを明るくしてくれるニュース、ありがとうございます、なおみさん。


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2018年12月30日 (日)

No.740 ありがとうございました

年末になり、一気に寒くなり、

名古屋でも29日の明け方から雪が午前中いっぱい降りました。

浅野屋の今年の営業は27日に通常営業が、

また、28日には貸し切り営業が終了しました。

両日ともに、入っていただけないお客様があり、申し訳なかったです。

今年は、娘の出産や義母の入院など、

家庭の事情で長期のお休みや変則営業が多くなり、ご迷惑をおかけしました。

にもかかわらず、多くのお客様との出会いがあり、本当にありがたく思っています。

明年は5日ディナーからです。引き続きよろしくお願いします。

クリスマスディナーは写真が一枚も取れなかったので、

先日の貸し切りの時、少し撮らせてもらいました。

 

生ハムとヒラメのカルパッチョ

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ローストビーフ

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デザート(ちょっとボケてますが)

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写真はにはないいけれど、当日、お客様から好評だったのは、「かぶのポターュ」。

真っ白でふんわりした素朴なポタージュは

とっても冷えた仕事納めのその日の皆さんの心も体も温めたようでした。

来年もおいしいものを通して皆さんとの楽しい出会いができますように。


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2018年12月25日 (火)

No.738  クリスマスディナーも終わり

毎年満員御礼のクリスマスディナー。今年も盛況の内、無事に終わりました。

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内山へ引っ越ししてきて早、2回目のクリスマスです。

今年は、昨年まで頑張ってくれたスタッフが全員卒業で、

フレッシュメンバーで望むことになり、不安でいっぱいでした。

でも、力を合わせてやれました。忙しいことを経験すると、伸びますから、

新しいメンバーにはよい機会だったと思います。

このところ、キッチンスタッフが不足で、私はずっと、コースの皿組み、ドリンク、

デザート組み立てに追われ、ホールの方はワインのサービスに回るので、精一杯。

クリスマス特別にグラスでシャンパーニュを開け、

白はロワールの辛口ソーヴィニヨンブラン、

赤はスペインの濃いテンプラニーリョを開けました。

お料理はいつものメニューがバージョンアップしたもの。

ただ、本当に追われっぱなしで、一枚も写真が取れませんでした。

オードブルには、生ハムとフルーツの他にもイトヨリ鯛のコンフィがつきました。

背に一本の黄色い線が入ったイトヨリは、高級魚で、子どもの頃には、

病気になると母が煮付けを出してくれたものです。

シェフは軽く塩をして、低温の油で煮る、コンフィにしていました。

黄色ニンジンや玉ねぎのマリネとともに爽やかで、食べごたえのある一皿でした。

ローストビーフや定番のエビフライ、最後はフォアグラ入りのメンチボール。

まろやかでこくのある味わいです。

デザートにはバームクーヘンにフランボワーズソースとリンゴとナッツのソテー、

おいしかったです。

このところは定番メニューを組み込んだメニューがお客様に好評で、

このパターンが多いです。シェフは来年は、もっと違うものにしようかな?

と言っているけれど、さて、来年は覚えているのか?

そして、みんなに喜ばれるメニューとは? なかなか難しいものです。

今年も通常営業は27日ディナー、後、1日です。

最後に28日には例年ご利用いただく、貸し切り営業が控えています。

25日、26日は定休日ですので、よろしくお願いします。.

 

なかなか見る機会がないのでは? フォアグラです

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2018年12月 5日 (水)

No.734 からすみ作り始まる

11月末から、からすみ作りが始まりました。

今年は、早くから、状態の良いボラの卵が出回り、本場、三重、そして鳥取と、

大きなものが届きました。

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5年程前に初めて手作りした時は、

私がぼちぼち、自宅のベランダで表裏を返して作ってましたが、

たくさん作るようになってからは、すっかりシェフの仕事になりました。

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血抜き、塩漬けを1週間程し、塩出しをして、いよいよ焼酎に漬け込みます。

その後の乾燥と、まだまだ手間暇かかり、お出しできるのは年を越しそうです。

それまではギリギリ、去年仕込み分が間にあうかな、というところです。

手間暇かけて作られる、滋味深いからすみをお届けできますように。お楽しみに。


2018年11月16日 (金)

No.729  いきなりけんかのボジョレーヌーボー

物騒なタイトルですが、2018年、今年のヌーボーは噂にたがわず、

美味しくできあがっていました。

フルーティーで飲み易く、かつ滑らかなタンニンと酸味も感じられ、

フレッシュなワインに仕上がっています。

ひとえに天候の良さに感謝です。

また生産者の方々の生産技術の向上も上がっているのでしょう。

今やコンビニでも売っているヌーボーだけれど、

高価過ぎるものは不要だけれど、

皆さんそこそこのものを選ばれると(1500円前後から上)、

外れは少ないと思われます。

浅野屋は17日まで、半額セールなので、とってもお得ですよ。

さてさて、物騒なタイトルは、初日の今日になって、

シェフがメニューを作り忘れたと言い出し、私が怒ったからです。

「口頭でお伝えして」と言うものだから、あわてて手書きメニューを作ったら、

「可愛いから、それにしよう」と。

「自分の仕事をして」と私。我が家はパソコン仕事はシェフの役目。

初日にメニューを忘れるなんて。

でも、子はかすがいならず、お客様はかすがいです。

美味しいヌーボーを飲んでニコニコされてるのを見るとこちらもニコニコなるので、

不思議です。

 

今年は可愛い風船のラベルに変わってました。

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今回はお勧めオードブルとして、チーズの買い出しに行きいました。

旧丸栄にあったチーズ屋さんが、

丸の内のリカーショップ「the蔵」内に「プティプレリ」として新規オープンしています。

山羊のチーズシェーブルや冬のチーズモンドールなどを買ってきました。

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くるみとチーズのサラダ  1500円

チーズ盛り合わせ  1000円から

 

他に北海道、仙鳳趾の牡蠣のコンフィ 1ケ550円 

まさに海のミルクを実感。ぷっくりした身は一口頬張れば海の香りが

口いっぱいに広がります

写真は試作段階の盛り付けです。

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モッツァレラブッファラとフルーツトマトのサラダ  1200円

生ハムとフルーツのサラダ 1100円 は洋梨がとってもおいしくなってきました。

他にローストビーフのサラダなども予定しています。

ヌーボーとご一緒にお楽しみ下さい。

ご予約お待ちしております。


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2018年11月13日 (火)

No.728 ボージョレヌーボーフェアのお知らせ

11月になっても暖かい日が続き、実感がわかなかったけれど、

気がつけば、第3木曜日。ボージョレヌーボーの解禁日です。

今年もやります。ボージョレヌーボーフェア。

15日(木)、16日(金)、17日(土)の3日間は、

ボージョレヌーボーを半額でお出しします!

このところできの良い年が続いていますが、

今年も天候に恵まれ、美味しいワインが期待できそうです。

ブドウの香りがフワッとして、するする飲めるボージョレ ヌーボーを

お気軽にお楽しみ下さい。

ワインに合う美味しいチーズやハム、

またオードブルも取り揃えてお待ちしています。

ワインのお味、スペシャルお料理は15日夜の解禁日以降に

ブログにてお知らせしますね。

 

  11月15日(木)、16日(金)、17日(土)

   ジャンボワ スリエ ヴィラージュヌーボー
     50ml  300円のところを 150円

    120ml 600円のところを 3OO円

    750ml 3500円のところを 1800円

 

3日間だけのサービスです。ご予約お待ちしております。 

 

昨年のボジョレーヌーボー

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カラフル、ボリュームたっぷりの浅野屋のサラダの玉手箱

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