グルメ・クッキング

2019年5月16日 (木)

No.767 アスパラソバージュ再び

休みの日の日課の八百屋巡りで再びアスパラソバージュに遭遇しました。

立派なホワイトアスパラとグリーンアスパラも手に入ったので、

もう一度「3種のアスパラの新玉ねぎソース添え」をお出しします。

本当は税込800円では厳しい原価。

でも季節の味なので、皆さんにお召し上がりいただけるよう、がんばります。

今回も無くなり次第終了です。

前回、木曽福島にはそっくりな山菜があり「ぬるで」と紹介しました。正しくは「シオデ」でした。

訂正いたします。なんかおかしいなと、もう一度調べてみました。

マイナー山菜なので、検索もなかなかでしたが、スッキリしました。ぬるでは樹木です。

アスパラソバージュはフランスからの輸入品ですが、こちらも山野に自生するものを摘み取るそうです。

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日本では栽培農家も紹介されていて、葉っぱはニラのようです。

今日は他にも珍しいものが見つかったので、思わず購入。

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アザミのつぼみのアーティチョーク がくを外して中の芯を食べます。

がくもしゃぶれば食べられるけど、可食部はすごく少ない高級品です。

味はユリ根や小芋のようなほくほくで、すごく美味しい。労多くして食べるとこ少ないので、

シェフのお手透きの時に料理してもらいましょう。

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フェンネル これも立派な葉っぱは落として、根本だけを外して茹でます。とても上品な香りが特徴です。

そろそろ野菜の温製を冷製に切り替えていきます。冷製に入ります。

他にも剥いていないヤングコーン等を購入しました。

季節が少しずつ動いています。

「生ハムとフルーツのサラダ」はメロンが始まりますよ。1200円(税込)

 

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2019年5月11日 (土)

No.764 季節の味 アスパラガス

例年、この時期になると、入るアスパラソバージュ。

穂先は確かにアスパラ。でも軸が細くて、袴もなくて、緑のつくしのように見えます。

食べると、少しにゅるっとしていて青臭く、アスパラガスの原生種と言われるのもうなずけます。

お客様から、木曽福島の方にそっくりな山菜があると教えてもらい、

調べて見ると、その名も「ぬるで」。

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きっとにゅるっとしているのでしょう。道の駅などに売っているようです。

そんなアスパラソバージュと、ほろ苦さのあるホワイトアスパラと、

お馴染みグリーンアスパラの3種類の温製をお出ししています。

アスパラにはこれも今の時期の新玉ねぎにレモンを効かせたタルタルソース。

レモンの酸味が効いて、さっぱりとお召し上がりいただけます。

少しずつ気温が上がってきました。さっぱりとした、目にも爽やかな季節の味をどうぞ。

3種のアスパラガスの新玉ねぎソース添え  800円(税込)

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2019年5月 8日 (水)

No.763 驚きのシャブリ登場

 

星の数ほど色とりどりに世界中にあるワイン。そんな中からお客様に美味しくて、お手頃なワインを選んでいるシェフは、

好きだからできるんでしょうね。

入荷も一度きりのものもあり、数ある銘柄はとても覚えられません。

けれども、赤ワインでは、「ボルドー」表示のワインを、白ワインでは「シャブリ」を一番よく開けていると思います。

先日調べものをしていたら、日本に輸入されているフランスの白ワインの40%がシャブリと書いてあり、なるほどと思いました。

栽培面積が小さいシャブリ地区のワインは日本ではとても馴染みのあるワインと言えます。

シャープで、キリッとした辛口でありながら、ミネラル感が尾を引き、複雑な味わいが口中に広がり、私も大好きです。

ある日の仕事が済んだ真夜中。シェフと二人で録画してあったテレビ番組を見ていました。

本場フランスで、フランス料理の店を出し、評判となってる日本人シェフの話です。

「おお、頑張ってるね」彼はパリではなく、田舎のシャブリ地区でシャブリを使った料理を出すという、少々変わり者。

丸ごと蒸したオマール海老の身を燻すのにも、シャブリのブドウの木の枝を使うというこだわりです。

そして、次の瞬間、料理に注がれたワインを見て二人で「あっ!」。

それはシャブリの中でも特別に上等な「ヴァンサン ドーヴィサ」というドメーヌのワインです。

そのドメーヌでは一番下のクラスのシャブリでしたが、それを惜しげもなく使っていました。

料理に、です。美味しくない訳がない。

実は2ヶ月程前に私たちも「ヴァンサン ドーヴィサ」のグランクリュを飲んだばかりでした。

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シェフが半額セール品をたまたま見つけて持っていました。(こういうのを見つけるのが上手いんです。)

プリミエより上のグランクリュを飲む機会はそうそうあるものではなく、

その夜、持ち込みをお願いしたレストランの魚介のお料理にもぴったりでした。

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強すぎない個性とでもいうのか、料理に寄り添い、料理を引き立て、そして、ワインそのものの旨味を感じさせてもらう、幸せな一時でした。

近年、ブルゴーニュワインの一部の銘柄は値上がりの一途で、信じられないような値段が報じられたりしています。

でも、そればかりでなく、シャブリを初め、ブルゴーニュでは2番手に甘んじている、ボージョレの中にも、美味しいワインはあり、

さほど、高騰していないように思います。

自分の口にあった美味しいワインを、気軽に支払える所から色々試して見るのが良い気がします。

浅野屋では、グラスワインは600円~、色々な銘柄をお出ししています。

それにしても、ヴァンサン ドーヴィサの登場には、びっくりしたなあ。

2019年5月 5日 (日)

No.762 誕生日その後 2

「お誕生日おめでとう。ブログ見ました。タケノコを置いておくね。

貰い物だけど、少し助けて」と友人から、玄関先に大きな筍のプレゼントが。ガーン。

もらって嬉しく、と同時にガーンとなる季節の使者、それが筍。

誕生日の夜に届けてくれた筍。その日は糠もなく、そっとしておいて、翌朝、お米を研いで、磨ぎ汁で炊きました。

大きくても柔らかくて、先ずは筍ご飯。そして若竹煮。最後に豚肉と炒めて、山椒をたくさんかけた中華風と3品一気に作りました。

よし、これで3日間の賄い出来上がり。Mさんありがとう。筍はまさしく初夏の訪れを感じさせてくれる食材。

でも、手間隙考えると、自分で買うのは少し億劫になりませんか? 実はその日も市場のたけのこの前で悩んでパスした私でした。

最後に大きなプレゼント。

ガーン、だけど、食べるとみんなうれしい季節の味ですね。

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5月5日(日)ランチ、ディナー営業

  6日(月)臨時休業、7日(火)、8日(水)定休日です。

よろしくお願いします。

 

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2019年5月 2日 (木)

No.760「ゆみちゃん」のケーキ

カウンターで一人でお食事をされていた女性に、別のお客様が、「ゆみちゃん」と声をかけられました。

まだまだ若いゆみちゃんは、「レクランド ユミコ」という池下のケーキ屋さんのオーナーシェフということです。

浅野屋の近くに引っ越ししてきて、お食事に来てくださったそうです。

ゆみちゃんのお店の評判を最近、良く聞くので私も行ったのですが、あいにくお休み。

そこで平成最後の日の自分の誕生日はユミコさんの所のケーキを食べようと決めて、雨の合間に出かけました。

午後4時過ぎ、お客様が並んでます。心配になり、店内を覗くとケーキがほとんど無い。

ショーケースにはショートケーキとプリンだけが残っていてギリギリセーフ。

広い喫茶室は満席で、皆さんパフェなど色々召し上がってられました。

お誕生祝いらしい、ごくシンプルなショートケーキを4個。好きなアールグレイのミルクティーを入れて、家族4人でいただきました。

クリーム、卵、小麦粉、イチゴ、みんな良い材料が使われていて、甘味もギリギリまで押さえてあり、納得のお味でした。

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平成最後の日、久しぶりにのんびりと過ごさせてもらいました。

平成は終わりましたね。

私はまだ昭和の女の気分。赤ちゃんから結婚するまでが昭和で、子育てと仕事真っ最中が平成となるけど、

小さい頃に両親に大切に育ててもらったことやゆっくり学ばせてもらったことが、私の中の土台の気がする。

平成には、子育てという大仕事があったけれど、忙し過ぎたのか、あまり感慨はないなあ。

昭和の終わりに生まれた家の子どもたちは、ほぼ平成育ちと言ってます。彼女たちの見える景色はまた違うのでしょうか?

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2019年4月29日 (月)

No.759 しーん

10連休という、かつてない大型連休が始まりました。

浅野屋は、最終日の5月6日(月)をお休みにさせていただく以外は火曜、水曜(30日、1日)定休日、その他通常営業です。

連休初日、27日はいつもの土日に比べると、お客様はぐっと少なめ。「やっぱりみんな、お出かけなんやね」。

28日のランチは、知らぬ間に電気のヒューズが飛んでいて、蓋を開けた炊飯器のご飯が炊けていなかったというハプニングに見舞われ、しかもスイッチを押すと途中まで炊けていたご飯が、さらにおかしくなり、てんやわんや。あーあ、疲れた。でも、冷静に考えると、客数はそんなに多くないのでは? そしてその夜は本格的にしーん。町に人がいない!乗車率150%のニュースは本当なんだ!なんて、へんに感心したり。

それでもぼつぼつ来て下さる方あり、最終的にはいつもの土日よりは暇だったね、という結果でした。連休はまだ始まったばかり。この先も読めない日が続くのでしょう。

ニュースによると10連休の人は50%超。10休には少し足りないけれどそこそこのお休みのかたを合わせると、確か、75%の方が大型連休ということです。私たちのようなサービス業はもちろん、バスや電車の運転手さんや警察の方々、ゴミ収集など、暮らしを支えて下さる方もお休みは少ないと思います。子どもが小さい時には保育園が休みの時は両父母を初め、色々な方が手をさしのべて下さいました。

今は、義母がお世話になっている、デイサービス、ショートステイの方々に本当に頭が下がります。毎日、通常通りお世話になっています。

のんびりされてる方も、お仕事大変な方も、浅野屋でお待ちしております。

季節の味 「グリンピースの冷たいポタージュ」600円 豆の優しい甘さにほっこり

      「フルーツトマトとモッツァレラのサラダ」1200円 水牛のチーズと濃いトマト

など、無くなり次第終了です。

 

 

2019年4月 5日 (金)

No.755 拡散

先日、時々お越し下さる女性のお客様から、ネットに浅野屋の「鴨ときのこのサラダ」を写真入りで投稿したところ、

17000件以上の閲覧があったと、嬉しそうにお知らせ下さいました。

お客様は大の鴨好き。いつも「おいしい、おいしい」とお召し上がりいただきます。

鴨ときのこのサラダ」や「くるみとチーズのサラダ」は、店を始めてから、かれこれ30年間以上もお出し続けているメニューです。

ずっと人気のメニューではあるけれど、確かに今年の冬頃、とてもオーダーが多く、しかも若い方からのご注文が圧倒的でした。

誰かが紹介してくれたのかな?と推測はしていました。同じようなことがビーフカレーにも起こり、

始めての若い男性のお客様が着席と同時にお二人で「カレー、大盛りで」と言われ、ご飯の心配をしたこともありました。

私たちが知らないところで、写真が上がり、知らない誰かがレヴューを書き、それを見てお客様が来て下さる。

今までの頭ではついて行けないことばかりです。若い人たちはインスタで発信。

文章が長い私のブログはスタッフの大学生たちも読んでくれません。(彼女たちのお母さんたちは読んでくれているらしいですが)

色々目まぐるしく変わることについて行けてない、私です。

そんな変化の中でも、みんなに喜ばれ、続いているメニューは大切にしたいです。

鴨ときのこのサラダ 1400円

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先日所用あり京都へ出かけました。木屋町の桜はまずまず咲いていたけれど、

鴨川対岸(東側)は全くひらいていませんでした。雨のショボ降る寒い日でした。京都の桜は今週末が見頃ではないでしょうか。

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2019年3月23日 (土)

No.753 映画「YUKIGUNI(ゆきぐに)」

お客様が、「素敵な映画を見てきましたよ」と1枚のパンフレットを下さいました。
「パンフレットがとっても素敵だったから」とも。映画のタイトルは「YUKIGUNI(ゆきぐに)」。
有名なカクテル「雪国」を作ったバーテンダー、井山計一さんのドキュメンタリーです。
このところ店は忙しいのに、人手で不足で、私のアドレナリンは出っぱなし。
どこかでクールダウンしないと、ずっと頭に血が上って、顔が赤くなってました。
よーし、この映画見に行こう!と直感的に思い、調べると、翌日が最終日。その日もご予約がいっぱいだったけれど、
幸い、お昼の仕込みはいつもお手伝いいただいているIさんが来てくれるので、自転車で20分弱の名演小劇場まで出かけました。
御歳92歳、日本で最高齢という現役のバーテンダーは、シェイカーをカシャカシャふる姿も、背筋がしゃんと伸びて、美しい佇まい。
しかも物腰は柔らかく、場が和む、様子です。
今から60年も前にカクテルコンクールで優勝した「雪国」。
今やスタンダードになったこのカクテルについて、
スタンダードとは「レシピがシンプルで、姿が美しく、名前が良く、飲み飽きないもの」とパンフレットに。
ご本人は60年も前のもののない時代に「どこにでもあって、誰にでも作れて、美味しいもの」という風に言ってられた気がします。
スタンダードについて深く考えさせられる言葉です。
ご夫婦お二人で昼は喫茶店、夜はバーと忙しく働かれ、二人のお子さんはさみしい思いをされたとのこと。
奥様が認知症になり、亡くなられた後、二人のお子さんたちもお父様の仕事を応援されています。
カウンターに立てば、ピシッと決まる井山さんも、普段は杖が手放せません。
「バーは人なり」とは作中での言葉ですが、「店は人なり」といつも思ってます。
いや、会社だって、「会社は人なり」じゃないかな?心して、92歳目指して、私たちもぼちぼち行きましょか。
おまけ。22日はすごい風が吹いていました。帰りにヤマザキマザック美術館のところで、
一陣の大風が吹き、私は自転車もろとも横倒しに倒されました。
本当に一瞬の出来事で、交差点にいいた男性もよろけながら、助けてくれました。いたたたー。打ち身、擦り傷。
でも夕方の営業に間に合わないといけないから、起き上がって、また自転車をこぎました。最後に痛い目をした気分転換でした。
映画を教えてくださったのは、画家の湯浅景子さん。ただいま個展開催中です。
湯浅景子展 3月16日から、4月7日 松阪市SEEDBED GALLERY  にて
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2019年3月 4日 (月)

No.748  残念な結末

1月半ばからお出ししていたビーフカレーが終了しました。

お早い雲隠れに、がっかりされるお客様もいて、ごめんなさい。

実はもう少し先までの予定でした。

が、しかし、とても忙しかった土曜日のディナー営業後に、

カレーに火入れをしていたシェフが、

目を離した少し後に「鍋、大丈夫ですか~?」の声。あーあ。時すでに遅し。

カレーの鍋は焦げてしまいました。疲れている上に更に疲れ、

「もう一度仕込みしたら?」の私の声にも首を横にふるばかり。

カレーは残念な結末となりました。 次回は7月の予定です。ごめんなさい。

焦げたカレーは、賄いでいただきました。

ちょっと焦げ臭かったけれど、口に含むと甘くて、

次にスパイスが広がり時間を置いて辛みが追いかけてくる複雑な味わいを

堪能させてもらいました。

用意していた菜の花入りの卵焼き載っけで得した気分の賄いになりました。

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さて、本日4日は臨時休業させていただきます。勝手して申し訳ありません。

また、先日あげた3月のカレンダーに誤りがありました。 24日(日)ランチはお休みではなく、営業です。24日は通常通り、ランチ、ディナー共に営業です。


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2019年2月25日 (月)

No.747 ワイン屋さん

今週はとんでもなく、忙しい日が続き、うれしいながらもフラフラ、

心臓バクバクでした。

金曜日はコースのご予約あり、準備をしていたら、どんどんお客様がいらっしゃっリ、

あ、あ、あーというまにフィニッシュ。

新店舗になってから初めて来てくれた友人が「大変ねえ」と心配してくれてました。

翌朝の準備をしいていたら、帰宅は2時過ぎに。

あっという間に土曜ランチです。(何時間寝た?)土曜ランチは少し暇で一息ついて、

ディナーは、またまた一瞬で満席と電話の嵐。帰宅は1時回る。

日曜日ランチは貸しきりご予約が11時スタートで、

たくさんのお料理とワインでお客様にも満足いただきました。

その貸し切り中に何人かのお客様が訪ねて下さり、

「やっと見つけた。ここか。でも入れん」と再会を喜びつつ、がっかり帰られた方あり。

個展の案内を届けてくれた方あり。

そして、以前ブログでも紹介した、

ワイン好きの大学の先生がワインをぶら下げひょっこり。

浅野屋の並びにワインショップができたことをお伝えしたら、早速行ってらしたと、

ショップカードを持ってきて下さいました。

やっとこ無事に、お昼の貸し切りが終わり、片付けも終わった頃、

シェフがどうしてもワイン屋さんに行ってくると言い出す。

「ええ?嘘でしょ。フラフラだよ、私たち」と思ったけれど、

シェフはさっさと行ってしまいました。

ショップカードには店名の下に

「ナチュラルワイン専門店+角打ち」…一杯飲みに行ったのね…。戻ってお昼ね。

夜営業は普通にこなしてました。恐るべしワインへの執念。

お店は、ワインを扱う会社にいた女性が初められたとのこと。

自然派の個性的なワインが並んでいたそうです。

浅野屋のある通りには引っ越してきた2年前から、

少しづつしゃれたお店が出てきました。街歩きも楽しくなってきましたよ。

ご紹介は東部医療センターに近い方からです。

Wine shop Duke  ナチュラルワイン専門店+角打ち グラス7~800円より 不定休

一本堂 食パン専門店  一斤280円からの良心価格 日曜日祝日定休日

マッシモ イタリアンお惣菜のお店 お味もお値段も○ 夕方5時まで 日曜定休日

エーココット 若い子に絶大人気のかき氷専門店 

こちらは一本北へ 週4日ほど営業 要予約

暖かくなってきました。お食事の前後に少し覗いてみてはいかがですか?



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