No.1101 横山美術館
東区葵にある横山美術館で開かれている
「近代.現代 陶磁の技巧絶美」展を見る。
きっかけは、ふとしたことで知り合ったご近所にお住まいの方が、
「絵はお好きですか?」と声をかけて下さり、
「好きですよ」と答えると、
「私のおじいさんが書いた絵が、たくさん出るので、
ぜひ見に行って下さい」とすぐに招待券を届けて下さいました。
そんなわけで、市ノ木慶治氏のことを知る。(サイン名シノキケイジ)
明治生まれの画工、市ノ木慶治氏は
輸出用のたくさんの絵皿やツボに、
初めて個人名のサインを許された方とのこと。
画工と呼ばれる職業の方の技術指導所を、ノリタケの前身日本陶器合名会社が作り、
全国の窯元から勉学に人々が名古屋の地に集まっていたことなど
初めて知ることばかりでした。
バラの市ノ木と呼ばれた飾り皿はバラのモチーフを得意とした市ノ木氏の代表作。
ふわりとした質感が折り重なり、ボリュームがあり、奥行きを感じさせられる作品群です。
戦中、戦後も絵筆を取り続けられたモチーフは、バラのみならず色々な物がありました。
お孫さんにあたるご近所さんは、大酒飲みでありながら、
穏やかで、いつも絵筆を取って創作されていたおじいさんの姿を、
懐かしそうに話され、ぜひ皆さんに見ていただきたいとのこと。
初めて訪れた横山美術館でしたが、
海外から里帰りした陶磁器の珍しいコレクションが、
わかりやすい解説と共に展示されていて、休日の午後を心豊かに過ごさせていただきました。
招待券があります。会期も4月13日までと長いので、
ご興味のある方はぜひお声をかけて下さい。
写真OKだったので、数点ご紹介させていただきますね。
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