日記・コラム・つぶやき

2022年1月 7日 (金)

No.972 ドッカーン

営業初日、お客様がドッカーンといらっしゃり

目が回りました。

5時に10人分のケータリング。

こちらは、以前からのご予約でしたが、10人分は中々ハード。

次のご予約は6時に一気と思っていたら、

そこにお弁当のご注文。

6時以降は、ご予約の方も含めて、

皆さん次々いらっしゃり、目が回る。

そして、最後の方にお帰りのお客様が

「私のコートがない。どうしよう。家のカギも入っているの」と

まさかの展開。

ハンガーにはレンガ色のダウンが1着。

店内は男性のお客様で、ご自分たちのではないと。

心当たりの方にお電話しても違うと。本当にどうしよう、です。

スタッフが、急いで帰られた、ご近所の女性の方を思いだし、

おうちまで行って、その方が間違いに気づかれ、一件落着しました。

ご自分のコートを忘れられることは時々あっても

着間違えなんてことは初めて。

何やかやと、賑やかな新年の幕開けでした。

ケータリング10人分は、この箱3個分です。

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2022年1月 6日 (木)

No.971  明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。

ご挨拶、及び営業の開始が遅れております。

1月6日木曜日 ディナーより

2022年の浅野屋の営業を開始いたします。

世の中はコロナの第6波に入ったのか、連日の報道に、

まだまだ、予断を許さない状況での、連休明けとなりました。

今年は、シェフは年男。昨年同様、休み休み、

ぼちぼちしか出来ませんが、本年もよろしくお願いいたします。

お正月は、1月1日のみ日帰りで、京都の実家に帰り、

みんなの顔を見て、ご仏前にご挨拶をしてきました。

年末、しゃかりきになって作った、

かまぼこと昆布巻き(その後昆布巻きも手作り)以外

はオール手作りのお節のお陰で、美味しいものと美味しいお酒をいただき、

久しぶりにゆっくりとした、家族の時間をいただきました。

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亡くなった父がよく「お節料理は、女の人がお正月に台所に立たなくて良いもの」と

言ってましたが、お節を中心に、揃えたもので、4日までをゆったり過ごせました。

5日は買い物に、仕込みといつもの日常に戻り、スタッフのIさんも出勤してくれ、

明日からの準備を整えました。

おまちかねの「特製ビーフカレー」も出ます。

それでは、浅野屋でお待ちしています。

大好きなクワイや金時にんじんなど、煮物の切りものは結構時間がかかります。

年越しに食べるニシンそばのために炊いた、

ニシンの煮汁を出汁にちょっと足すのが、私流。ぐんと美味しくなります。

昨年新調した自宅玄関ドアに、手作りの椿の正月飾りを付け、

あらたまを迎えました。

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いつもオープンドア、オープンマインドで今年もいきたいなと思います。

 

 

2021年12月31日 (金)

No.970 美味しいものは飽きないもの

さて、年末のご挨拶はしたけれど、もう少し、思うことが。

なんせブログが追いつかなくて、すみません。

今年も、お客様から美味しいものを色々いただきました。

11月にS様からいただいた、八百津の栗きんとん。

緑屋老舗の名前を初めて知りましたが、美味しかったです。

栗の香りが素直に届いて、私は今までに食べた、

どの栗きんとんより、一番美味しいと、

うれしくなりながらも、八百津は行かないな、と思っていました。

高島屋の銘菓選コーナーで、同じものを見つけた時には、やったーと、即、購入。

でも、やはり作りたてをいただいた前回の方が美味しく感じていると、

緑屋さん、真空パックに入ったものと、

店頭に並ぶものとは、お味が違うというお話をされていました。

わざわざ足を運ぶ意味があるのね。

他にも、東郷町の近藤農園さんのイチゴを箱から、

「好きなだけ取って」と届けて下さったO様。

ホームページを作るための撮影用に摘まれたイチゴで、

摘みたてのイチゴの香りを、いらしていたお客様、

みんなと味わわせていただきました。美味しかったです!

最後に27日の最終営業日に

泉屋の缶に入ったクッキーを持って来てくれた友人のYさん。

懐かしい包み紙、懐かしい缶、

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蓋を開けた時の懐かしいビジュアル。

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久しぶりにいただきましたが、何も変わっていません。

そしてお味も、派手な美味しさはないけれど、

今となっては硬いと感じる食感も含めて、

素直な食べ飽きない味です。

スタッフみんなの手が伸びて、あっという間に少しになりました。

「美味しいものは飽きないもの。時々食べたくなる、

また食べたくなる浅野屋洋食店」

のキャッチコピーを来年も守っていきたいな、

と思わせてもらった、懐かしいクッキーとの再会でした。

 

 

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2021年12月26日 (日)

No.968 静かなクリスマス

12月26日、日曜日の営業を終えて、外に出ると、おお、雪が。

日本海側では、記録的な大雪となり、名古屋でも雪予報が出ながらも、

1日持ってくれたな、と思ってたら、降ってるじゃありませんか。

今季一番の冷え込みに、身が引き締まる、

いや、身がちじこまってしまいました。

この週末、皆さんはいかがお過ごしでしたか?

クリスマスディナーをやめた浅野屋は、24日金曜日、

25日土曜日ととても良い日周りにも係わらず、思ったより、静かな夜でした。

シェフと結婚して、40年近くにもなりました。

この間、クリスマスディナーやクリスマスケーキと無縁でおれたのは、初めてのことです。

結婚当時はケーキ屋をしていたので、生まれて初めて作るクリスマスケーキは、その頃珍しかった、薪形のブッシュ・ドゥ・ノエル。

寒い寒い店で、深夜まで、なぜ私が?と、涙が滲んだのが、

ついこの間のように思い出されます。

浄土真宗の布教所だった実家は、クリスマスとはまるで無縁で、

ケーキもプレゼントも有りませんでした。

結婚してからは、忙しさのあまり、だいたいけんかで始まり、

皆さんの笑顔を見ながら、充実した日々を過ごしました。

長かったクリスマスとのお付き合いも、

そっと幕を引き、ほっとしています。

もちろんこの日を楽しみに来て下さったお客様には、

精一杯のおもてなしをと、思います。

今年は23日の深夜に、シェフが右肩を強打して、右手が上がらない中、

なんとか休まず、頑張ってくれました。

だんだんと、こんなことが出てくるのかなあと思いながら、

通常営業は27日、1日のみ。28日は貸し切り営業と、残す所後2日まできました。

寒い中、お越しいただいたのに、

お断りしたお客様には本当に申し訳ありませんでした。

実は肩が痛くて、フー、フー言ってるシェフもご苦労様です。

後、一頑張りです。

27日月曜日はご予約がたくさんです。

お問い合わせ下さいね。

 

 

2021年12月 9日 (木)

No.964 ダメはダメなりに

店の連休、初日の月曜日から火曜日にかけての丸2日間、

久々のまとまった雨でした。

雨の中、今朝、ゴミだしに行って、玄関先に置いてある盆栽のもみじが、

紅葉しているのを発見して感激でした。

1月に徳川園に行った時、もみじや、ろうや柿、あじさいなど、

ひょろひょろの枝が青竹に盛り込んで、確か200円くらいで売られていたもの。

その中から、紅葉を楽しみにもみじを選びました。

春になると、ひょろひょろの枝にかわいい葉っぱが芽吹き、

あれよあれよという間に30cmくらいに伸びてきて、

清々しいみどりの葉っぱを楽しませてもらいました。

時々、枝を切り揃えても、伸びてくるので、花屋の燕やさんに相談。

切った方がいいか、大きな鉢に植え替えたらいいか、そのままかと尋ねると、

「うーん、難しい問題。要はその人がどうしたいかよね」

と、答えにならない答え。

小さな青竹容器では、保水もあまりできないようで、

夏の暑い時には、葉っぱもチリチリで枯れかけ、何度ももうダメかと思いました。

が、しかし、たくましいもんです。涼しくなって来ると、

また息を吹き替えし、葉っぱも茂り、下草も増えてきて、紅葉を期待。

ところが寒くなって来ると、紅葉前に葉っぱが枯れて、みすぼらしい姿に。

ほぼ諦めながらも、毎日の水やりとお日様に当てることは続けていました。

そして今日、気がつくと、チリチリになりながらも、

紅葉してるではありませんか。決して見事な紅葉ではないけれど、

ダメはダメなりに、時期がくれば赤くなってくれたこと、うれしい、発見です。

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「秋の夕陽に照る山もみじ」と童謡のもみじの歌は私の好きな歌。

照葉(てりは)は紅葉の美称、ということを、最近読み、

「照る山もみじ」の意味を知りました。

ダメはダメなりに、健気にも、

たくましく生きるもみじに勇気をもらいます。

これからも、よろしく、盆栽もみじちゃん。

 

 

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2021年11月26日 (金)

No.962 心安らぐ山の香り

はや、12月も間近。

店内に飾るお花をクリスマス仕様で、新しく作りました。

新栄の名古屋園芸は他店にはない草花や、

切り花が売っていて、いつも心踊る場。

並んでいる寄せ植えやアレンジ花、リースなどを見ながら、

作りたいもののイメージを膨らませます。

素敵な枝振りのねずの木を見つけたので、

ねずの木を中心に杉などを飾ることにしました。

長女もスワッグに挑戦したいと言うので、

他にも何本かの花を選び、枝振りをよく見ながら、

花切り鋏を入れます。

緊張の一瞬。切ったらもう元には戻すことができないから。

私はねずの木を中心に杉をくるくる巻くことにし、

娘は杉を台にして、瑠璃玉あざみなどを添えて、

真ん中にねずの小さな一枝を挿しました。

パチン、パチンと鋏を入れていくと、

なんともかぐわしい香りに包まれてきました。

これは本物の森の香り。以前よく行った、山の匂いです。

「すごいね。木は生きてるね」と会話しながら1時間足らずで、

それぞれ、思い思いのものを作りました。

娘は初挑戦ながら、小学校で少し習ったペーパーフラワーのワイヤー止めを

覚えていたといい、彼女らしい、センスの一束を完成させました。

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よく見ると、切ったねずの木の切り口から樹液が沁み出て、

そこからの芳香が強く出ています。

ねずの木は西洋名をジュニパーベリー。そう、ジンの香り付けの材料。

新宿のバー、ベンフェディックのオーナー鹿山氏が、

国産のジュニパーベリーを求めて、滋賀まで出向き、

国内では希少な、ねずの木をご自身の山でも増やしたい旨を読んだのは、いつのことか。

なるほど、人を魅了する、素敵な香りです。

部屋いっぱいの山の香りに包まれて、

私たちは、心豊かな一時を過ごさせてもらいました。

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2021年11月10日 (水)

No.956 話さずにはおれない

しばらくご無沙汰の当ブログ。

通常営業に戻り、10月31日、11月7日と、

日曜日のディナーが予約でいっぱいになり、

フラフラしていました。

もうすでに、十分なご予約なので、お断りしかないね、

と相談していても、何度か入れなかった方からの再度のご予約だったり、

すごくお久しぶりの方がひょっこりとお顔を出して下さったり、と、

とにかく調整に次ぐ調整。手と体を動かし続けて、ああ、終わった。

身体はフラフラでも、皆さんの活気から、元気をもらいます。

そんな中でも、久しぶりのお客様からは、ご自分のご病気、

親御さんの看とり、仕事の話しなど、

話さずにはおれないお話しをお伺いました。

ご飯を食べて、誰かに聞いてもらいたい、

話さずにはおれないことが、誰にでもあるんですね。

浅野屋を思い出してくれてありがとう、です。

また、お立ち寄り下さいね。

話さずにはおれないには以前、こんなお客様もいらっしゃいました。

寒い日でした。お客様は急いで会社に出勤しようと、

コートの上から黒いマフラーを巻いて、会社に到着。

マフラーを、外したら、黒いストッキングを首に巻き付けていたんだと、

気が付き、おかしくて笑いが止まらなかったと。

それを話したくてしょうがないけれど、自分以外は全員男性で、

誰にも話せなかった。ランチに来てやっと話せた。

あー、すっきりしたと、言われました。

ご飯を食べて、たわいもないおしゃべり、時に深刻な話しもあり、

そんなささやかな積み重ねの日常が、

少し戻ってきたのであれば、うれしいですね。

浅野屋でお待ちしています。

 

 

2021年10月25日 (月)

No.953 半年ぶりです

コロナウイルスの感染が落ち着いてきて、

色々な規制が解除されてきました。

愛知県の飲食店に出ていた、時短要請が解除されて、

初の日曜日。

ランチはご家族連れを中心に、賑わいました。

夜、一波終って、少し静かになった頃、

男性がお一人でお食事にいらっしゃいました。

当店一番人気のメンチボールと生ビールを召し上がり、

お帰りの折に一言。

「半年ぶりの外食。半年ぶりのお酒です」

とにっこりとして、お帰りになりました。

いいね、いいね。

浅野屋のモットーは

「美味しいものを、良心価格で。食べて元気の出るお店」

「一人でも、大勢でも楽しい浅野屋洋食店」

です!! お声をかけてくださって、

私もうれしかったです。

ご来店下さったお客様、お入りになれなかった方も、

今日もありがとうございました。

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2021年10月22日 (金)

No.952 内視鏡検査

夏あたりから胃の調子が良くないので、胃の内視鏡検査を受けることにしました。

いわゆる胃カメラですが、昔のように大がかりではなく、

口から小筆ほどの大きさの管についたカメラを入れて、

簡単にできるとのこと。

実際行って、麻酔を口に滴し、検査が始まって、

終わるまで、わずか20分。

結果は「若い人のようにとてもきれいな胃ですよ。何も問題ありません」

とのことに、

ほっとすると同時に気が抜けました。

横になりながら、自分でも、中の様子が見えましたが、

きれいな赤い粘膜に自分でも驚きました。

簡単な検査と聞いても、前日午後9時以降は何も食べてはいけない。

私の普段の食事時間は9時を回っているので、

夕食も早く作るのが、まず必死。

朝ご飯前に、車で7、8分のクリニックへ行くだけなのに、

もう、前日のそれが最後の食事かのように大切に思えたり。

なのであまりのあっけなさに、びっくりです。

しかも先生の一言が胸にしみます。

「なんともなくても、人間生きていればストレスもあるし、

胃が痛くなることもありますよ」

先生、お上手にして下さり、優しく声かけして下さり

ありがとうございました。

考えてみれば、普段、美味しいものを食べようと、

労力を惜しまず、時にフラフラになりながらも、

色々なものを作り、自分を養っています。

やっぱり普段の食生活がいいのかな、と思った瞬間、

「食べ物という生き物はない」と

父がいつも言っていた言葉を思い出しました。

すべての命をいただき、私の健康な胃が養われていることを、

カメラを通して教えられました。

自分一人、いつも大変と思っていることが、恥ずかしくなりました。

と、いいながら、最近いただいたおいしいもの。

京都の超レアお土産

「雲母漬」(きらら漬け)茄子の味噌漬け 

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優しい甘さと締まった茄子の食感でご飯が進む、

京都一乗寺のお土産

蓼科のお土産のお花の香りいっぱいのハーブティー

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目にも楽しい贅沢なフルラインナップな取り合わせ

いただきものの、たねやのお饅頭といただきました。

ご馳走様でした。

 

 

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2021年10月 4日 (月)

No.947 さようなら東急ハンズアネックス店

緊急事態宣言が明けて、初の土日、

浅野屋もそろそろと動きだしました。

あー、疲れました。8時閉店に身体が慣れたか、

8時から9時までが長く、足も痛くなってきます。

でも、少しずつ、また頑張ります。

久屋大通駅の東急ハンズアネックス店が10月17日に閉店する

というニュースが入ってきたのは、今年、6月頃かな。

閉店が発表された土日には、整理券が配られ、人が並んだと。

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オープンは35年前の秋。

良く行きました。ほとんど毎週のように、何をそんなに買いに行ってたのか?

珍しいもの、切ったり貼ったりしてくれる工房、

一本づつ試し書きできたカラーペンなど。

年末には、来年のカレンダーや、手帳や日記を買い求め、

店のくじ引き用品などを買いに行ったこともありました。

うちの子どもたちも、マンガを書くペン、コピックを少しずつ揃えたり、

大きくなったら、自分なりの化粧品や石鹸なども良く買ってました。

最後に地下のハーゲンダッツに寄るのが楽しみでもあったし。

年に一度のハンズメッセには、大きな広告に丸を売って、

タッパや石鹸や防災用具など、自分の店のランチ前に行ったりして、

どこにそんな元気があったのか、今となっては笑っちゃいます。

その後パルコができ、ロフトもでき、ラシックもでき、

無印もあちこちにでき、そして名駅にハンズができて、

アネックスにはすっかり行かなくなりました。

浅野屋スタッフの大学生たちは、「どこにあるんですか?」と。

彼女らは東急ハンズといえば、名駅と言うことです。そりゃあ、閉店ですわ。

35年の間に買い物事情がすっかり変わったなと、つくづく思います。

ハンズで買っていたような細々したものの、ほとんどが、

ネットで検索して、買い物でき、しかも翌日には届く世の中です。

繁華街の一等地に大きなバックヤードを要する店舗は

不要になったとも思えます。

ネットの他にも、ホームセンターや百均など、

広い駐車場があり、低価格で同じものを扱う店も増えました。

1年後に別の場所で再度オープンするとのことですが、

さて、どうなるのか?30数年前、次々と大型店ができ、

今考えれば、毎日がお祭り騒ぎのような喧騒の時代を経て、

コロナ禍もあり、いよいよ一時代が終わった気がします。

私は時間なく、閉店セールには行けそうにもないけど、

娘は「買うものもないいけど、名残を惜しみに行って来ようかな」と、

土曜日に出掛けてました。

最後に外に面してついている、シースルーのエレベーターに乗って、

「暮れなずむ街を見下ろし、良かった」と言ってました。

家族で、良く乗ったよね。35年間、お疲れ様でした!.

写真は、娘から借りました。

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